戸塚さんのこと(えび座ネタバレあり)
戸塚さんのこと
まず1幕
戸塚さんがジャニーさんでよかった。
戸塚さんってこう、世界観みたいなものがあると思っていて。
絵本みたいなんですよね。個人的なイメージ。
今まで何度も、彼の夢に入り込んで遊んでみたいと思ったことがあるんですが、
そのイメージがすごく、今回のジャニ伝でぴったりハマってて。
すごく好きでした。
ジャニーズはジャニーさんの夢で、なんか、ジャニーさんはその夢の世界の住人みたいだなって思ったんです。
愛しいものを並べて、そこに夢を見てる。
ジャニーさんの見てるジャニーズという夢で遊んでいるジャニヲタの私は
戸塚さんの見ている夢に入り込んで遊びたいという願望を叶えたようでとても嬉しい。
2017からの脚本演出の変化で2018は、あおいさんよりもジャニーさんの視点が強くなりましたね。
戸塚さんは愛の人だけど、彼が、イマイチ一般的には架空じみていて温度を感じない「ジャニーさん」という存在に愛を肉付けしてくれてよかった。
ジャニ伝のジャニーズは凸ジャニーさんにとって愛しい愛しい夢ですね。
2幕、ずっと楽しそうでよかった。
特に1幕が、こう、演出的に願望形みたいな終わり方したじゃないですか。
2017はフォーリーブスっていう、明確に夢を継ぐ存在を登場させたけど、今回はナレーションだけで、
1幕最後の演出は、ジャニーさんとジャニーズの大切な思い出の景色ともとれるし、彼らの夢見た未来ともとれるし(私はあまりにも幸せな夢じみた演出だったから死ぬ時に見る夢って感じでちょっと怖かったよ!笑)。
だから、2幕で5人が楽しそうにしてくれることで、1幕で語られた彼らの夢は今もここに生きてるってはっきり実感できたし、
どうしても1幕でジャニーさんだった戸塚さんが楽しそうにしてると、ああ夢が叶ってる、よかったねぇってぐっときてしまいました。
あと、戸塚さんのソロを初めとしてほかの曲でも(特にセクシーな曲では)戸塚さんがもう稀代の色男!!って感じで
LBTのティアドロップ×香水の彼を思い出しました。
ソロについては、演出的にプレゾンを思い出してしまったんですが(ハットがね!)当時より圧倒的に大人の男の色気みたいなのが溢れてて、ほんとマジ稀代の色男!!!
戸塚さんって「セクシー」「イケメン」とかっていうより「色男」って呼びたい感じ。色男!!!
あと、5BOX、最後の怒涛の逆上がりみたいなところで、戸塚さんが少しだけ遅れてしまってて、連続回転の中で取り戻してみんなに合わせて終わらせなきゃっていうのを感じて、すごく泣いた。
もちろん、もちろん、大前提、うまくやらなきゃいけないんだよ、それはもちろんだ。
ミスは許されることではない、それはわかってるけど。
戸塚さんって、お顔が国宝級に綺麗なのもあるし雰囲気が柔らかいのもあって、パフォーマンスにおいては、それが必死の努力の上に成り立っていることが伝わりづらい側面もあると思うんです。
でも、彼の言う「おんどりゃあ」的なことを積み重ねた結果で成り立ってることで。
5BOXも例外ではないと実感しました。
戸塚さんが夢見ているみたいにキラキラしているところ、戸塚さんのこれまでの経験を土壌にした今だから出せる色気、その後ろにある彼の「おんどりゃあ」、そういうのが、すごくわかる2幕でした。
ジョーダンバットを読み返したくなりました。
とっつー!ナイスガッツ!