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ニホンゴセキクンと農村における五関様信仰について(妄想)

※これは「五関様に土着信仰と動物ぽさを感じる」私のつまらない妄想を“それっぽく”まとめたものです。100%のジョークで捏造で嘘です。

 

  1. ゴセキクンについて
  2. ニホンゴセキクンについて
  3. ニホンゴセキクンの歴史
  4. 農村における五関様信仰

 

 

1.ゴセキクンについて

ゴセキクンは広義ではキツネと同じカテゴリーに分類される動物である。学名ゴセキクン。

 

赤道以北の地域に広く生息する。生息する地域に合わせて進化をしたため、細かい分類として、チベットゴセキクンやエゾゴセキクン、ヨーロッパゴセキクンなどがいる。

1980年代以降、一部のゴセキクンは愛玩動物として一般家庭でかわいがられるようになった。シロゴセキクン、アオメゴセキクンなど。

 

生後半年ほどは母ゴセキクンと過ごすが、その後は単独行動をする。

生息する山林の植物を幅広く食べる。

 

昼行性であるものの、一部の種が夜行性になっている報告がある。

 

 

2.ニホンゴセキクンについて

ニホンゴセキクンは、ゴセキクンの中でも日本(主に本州)で進化を遂げた種を指す。

 

栗色の短い毛が特徴的である。

日本の里山に生息しており、その勾配に合わせた進化の結果、脚力とスタミナに優れている。

 

 

3.ニホンゴセキクンの歴史

ニホンゴセキクンは、ユーラシア大陸から渡った一部のゴセキクンが進化を遂げたものである。

ひとつの種としての特徴を持ち始めたのは江戸時代の鎖国の時期であると推測されている。

 

高地には生息せず、里山に生息する。

一方で非常に警戒心が強いことから人前に姿を見せることはめったになく、昭和初期までは妖怪の類であるといった説やキツネの亜種が偶然誕生したに過ぎないという説が有力であった。

 

ニホンゴセキクンは縄張りを広く主張しない点が特徴である。

また警戒心が非常に強いため、家族と認識した個体のみを縄張りに入れる。

求愛行動に目立った特徴がないため、何をもってしてメスに求愛したことになるのかが明らかになっていない。

 

 

4.農村における五関様信仰

江戸時代以前からニホンゴセキクンの生息していた地域の農村では、ニホンゴセキクンを神様である「五関様」の化身として崇める慣習が根付いていた。

最古の文献として江戸時代の絵が残っている。

 

現在でも里山に祠が残っている地域は多い。

 

農民は祠に五関様への供物として農作物を置き、豊作を祈願した。

それだけでなく、出産に際しては山に落ちているニホンゴセキクンの毛を集めて結った人形を軒先に飾るなどしており、五関様信仰の幅の広さがうかがえる。

 

また、人数の多い村の幼子が目を離した隙に事故や事件に逢うことを防ぐため、五関様伝承が使われた。

 

山で遊び足を滑らせて沢に落ちる子供が多かった村では、「水辺に近づくと五関様に攫われる」

人さらいの多かった村では「早く寝ないと五関様が恐ろしい姿に化けて出てくる」

こういった形で、しつけを行っていた。