推しの扱いについて
きっかけがあったのでブログに残しておきます
ポジティブな話ではないです
自分が好きだと思っている人が軽く扱われるのは苦手だ
苦手というより嫌い、嫌いというよりもっと激しい言葉の方が似合うくらい
私に限らず、ストレスを感じる人が多いと思う
尊敬している上司、友達、後輩、恋人、家族
そういう人をバカにされたと感じる瞬間
アイドルが好きな私にとって 推しがバカにされるというのは同じことだ
なぜなら私にとって推しという感情は尊敬だから
本番に向けてパフォーマンスの練習を頑張ってることや外見に日々人並み以上に気を使って過ごしていること、本番一発勝負へのプレッシャーに耐えること
そういう彼らの仕事を尊敬している
でも私にとって尊敬している推しも
誰かから見たら通りすがりの人間だったり バイト先に来る変わった客だったり 小銭稼ぎになる情報を持った獲物だったりする
だから推しは時々軽んじられる
偶然ちょっと意識がそこまで及ばなくて軽んじることもある
それは仕方ないと思っている たくさんの人に気を遣わなくちゃいけないこともあるだろう
でも 「こいつの仕事なんか どうにでもなるでしょ」「こいつの積み上げてきたものなんて大したことないでしょ」という空気を(あくまで私の憶測で)拾ってしまった時 私はすごく嫌な気持ちになる
あなたが今爪で弾くように扱った彼がどんな仕事をしてきたか知っているのか
私だって努力の全ては知らないけど 私にできない努力をしていてそれが簡単じゃないことくらいわかってる
敬意を払ってくれ
あなたにとってどんな存在が知らないが 私にとっては尊敬している人だ
人の仕事に敬意を払えと教わらなかったのか
農家の方が頑張って作った食べ物を残すな
アイドルが頑張って積み上げた評判を落とすな
同じことなのに なんでだ
ここまで考えて気がついたのは
私は普段うっかり誰かを軽んじていないだろうかということ
私にとっての推しのように
私が何気なく接しているその人も尊敬されるべき人であり尊重されるべき人だ
私がその仕事の価値をちゃんと理解できなくても
少なくとも誰かにとっては尊敬している人なんだと思う
気をつけようと思った
あなたにとってなんでもない人間でも私の推しだ
私にとってなんでもない人間でも誰かの推しだ
敬意を